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秘書検定とは
秘書検定は、社会に出て働く人なら誰でも備えておかなければならない基本的な常識を、秘書技能という名称に集約して検定問題として出題しています。基本的な常識ですから誰にでもできることですが、感じがよいと言ってもらえる表し方はどのようにすることが必要か、この部分について試験問題を通して学べるようになっています。
どのようにすれば良い印象を与えられるのでしょうか。秘書検定ではこの「感じのよさ」の表し方について、筆記試験問題と面接試験を通して提唱しています。
各級位において期待される技能
級位 | 技能 |
---|---|
3級 | 基本的な職場常識を問われる級です。上司が効率よく仕事を遂行するためには、秘書はどんなことに気を利かせる必要があるか、またどのように対応すれば感じがよいと思ってもらえるかの基本部分を問う級です。主に高校生が多く受験しています。 |
2級 | 3級より少し複雑な場面設定になります。上司の身の回りの世話や手助けを適切に行うための優先順位も考えることが必要になってきます。感じのよさだけでなく効率のよい仕事の仕方も問われる級で、就職を意識した大学生の受験が多く、社会人の受験も目立ちます。 |
準1級 | 上司から相談を受けたり後輩へのアドバイスを求められたりと、物事の判断力や対応力が求められる中堅の秘書像が準1級のレベルです。この級から筆記試験合格の後は二次試験(面接試験)があり、人柄の表現力が問われます。大学生と社会人の受験者がほぼ同数を占めていますが、就職面接対策としてはかなり有効でしょう。 |
1級 | 上司が携わっている仕事を理解して、秘書が今何をしなければならないかを判断する。上司が常に動きやすいように、先を読んでサポートするといった上級の秘書の能力を求められるのが1級です。現役秘書の方や社会人の方は日ごろの仕事の仕方を振り返るために受験しているようです。 |
秘書検定の資格試験について
分類
民間資格
最新情報
・試験日:令和5年(2023年)11月12日(日)
・受付期間:令和5年(2023年)9月4日(月) ~ 令和5年(2023年)10月10日(火)
受験資格
誰でも受験できます。
申込期間
- 4月上旬~5月中旬
- 9月上旬~10月中旬
- 12月上旬~翌年1月上旬
申込方法
ホームページから申し込みができます。
試験日
- 3、2級筆記:2月上旬、6月中旬、11月中旬
- 準1、1級筆記:6月中旬、11月中旬
- 準1、1級面接:5月下旬~8月上旬、10月下旬~翌年1月下旬
合格発表
試験日から約2週間後にホームページで確認できます。
合否通知は、約3週間後に発送されます。
受験料
- 3級:2,800円
- 2級:4,100円
- 準1級:5,300円
- 1級:6,500円
試験地
全国各地の主要都市
試験内容
筆記
- 理論:①必要とされる資質、②職務知識、③一般知識
- 実技:①マナー・接遇、②技能
面接
面接は、準1級、1級で行われます。
ロールプレイング①上司への報告②上司への来客に対応
合格率
- 3級:約70%程度
- 2級:50~60%程度
- 準1級:約40%程度
- 1級:約25%程度
勉強時間・勉強方法
勉強時間
- 準1級、1級:60~180時間程度
- 2級:60時間程度
- 3級:20~40時間程度
勉強方法
2級までは独学で十分合格可能です。準1級からは、講座受講をお勧めします。
秘書検討の書籍
秘書検定の書籍を以下のリンクから検索することができます。
・Amazonで探す | ・楽天で探す |
役立つサイト
- 公益財団法人 実務技能検定協会
主催団体のサイトです。試験の最新情報をチェック出来ます。