目次
ITサービスマネージャ試験とは
高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術(IT)を活用して事業を改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。また、組込みシステム・IoTを利用したシステムの企画及び開発を統括し、新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者を対象とした試験です。
ITサービスマネージャ試験の資格試験について
最新情報
・試験日:令和6年4月21日(日)
分類
国家資格
受験資格
誰でも受験できます。
申込期間
1月中旬
申込方法
インターネットで申し込むことができます。
試験日
4月
合格発表
6月中旬
受験料
7,500円
試験地
全国主要都市
試験内容
試験方式
時間 | 形式 | 問題数 | |
午前Ⅰ | 50分 | 多肢選択式 | 30問 |
午前Ⅱ | 40分 | 多肢選択式 | 25問 |
午後Ⅰ | 90分 | 記述式 | 4問中、2問を選択して回答 |
午後Ⅱ | 120分 | 論述式 | 3問中、1問を選択して回答 |
午前Ⅰの出題範囲
応用情報技術者試験の午前試験の出題範囲と同様
午前Ⅱの出題範囲
分野 | カテゴリ |
テクノロジ系 | セキュリティ |
ストラテジ系 | システム戦略 システム企画 経営戦略マネジメント 技術戦略マネジメント ビジネスインダストリ 企業活動 法務 |
午後の出題範囲
分野 | カテゴリ |
業種ごとの事業特性を反映し情報技術(IT)を活用した事業戦略の策定に関すること | 経営戦略に基づく IT を活用した事業戦略の策定、IT によるビジネスモデルの開発提案、業務改革の企画,新製品・サービスの付加価値向上の提案、システムソリューションの選択、アウトソーシング戦略の策定 など |
業種ごとの事業特性を反映した情報システム戦略と全体システム化計画の策定に関すること | 業務モデルの定義、情報システム全体体系の定義、情報システムの開発課題の分析と優先順位付け、情報システム基盤構成方針や標準の策定、システムソリューション適用方針の策定(ERP パッケージの適用ほか) など |
業種ごとの事業特性を反映した個別システム化構想・計画の策定に関すること | システム化構想の策定、業務のシステム課題の定義、業務システムの分析、業務モデルの作成、業務プロセスの設計、システム化機能の整理とシステム方式の策定、システム選定方針の策定(システムソリューションの適用ほか)、全体開発スケジュールの作成 など |
事業ごとの前提や制約を考慮した情報システム戦略の実行管理と評価に関すること | 製品・サービス・業務・組織・情報システムの改革プログラム全体の進捗管理、情報システム基盤標準やシステムに関する品質管理標準の標準化推進、改革実行のリスク管理と対処、システムソリューションの適用推進、システム活用の促進 など |
組込みシステム・IoT を利用したシステムの企画,開発,サポート及び保守計画の策定・推進に関すること | 通信・情報・アーキテクチャ・ヒューマンインタフェース・ストレージ・半導体・計測・制御・プラットフォームなどの技術動向分析、製品市場動向・社内技術評価などを踏まえた製品戦略策定 など |
合格率
15%前後
勉強時間・勉強方法
勉強時間
100~150時間程度
勉強方法
独学でも可能ですが、通信講座などスクールで勉強した方が効率的に勉強を進めることが出来ます。
ITサービスマネージャ試験の書籍
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役立つサイト
- 独立行政法人 情報処理推進機構
主催団体のサイトです。試験の最新情報をチェック出来ます。