目次
ジュニア・プログラミング検定とは
近年、IT技術の発展と共にプログラミング教育の重要性が高まっています。そんな中、小中学生を対象にした「ジュニア・プログラミング検定」は、プログラミング学習の成果を形にできる人気の資格です。
ジュニア・プログラミング検定のメリット(魅力)
達成感を得られる
ジュニア・プログラミング検定は、Scratchを使用したプログラミングスキルを評価する検定です。受験者は自分でプログラムを作成し、指定された課題をクリアします。検定に合格すると、努力の成果が認められた証となり、自信と達成感を得られます。特に初めて資格取得を目指す子供たちにとって、大きなモチベーションとなります。
論理的思考力が育つ
プログラミングは、論理的思考力を鍛えるのに非常に効果的です。ジュニア・プログラミング検定では、プログラムの構築において「順次処理」「繰り返し」「条件分岐」などの基本的な考え方を学びます。これらのスキルは、プログラミングだけでなく日常生活や学習にも役立つものです。
将来の可能性を広げる
ジュニア・プログラミング検定で得たスキルは、将来の進学やキャリアにも大きな影響を与えます。ITリテラシーが求められる現代社会では、プログラミングスキルを持つことが大きな強みです。早いうちからプログラミングに触れることで、将来の選択肢を広げることができます。
ステップアップが可能
ジュニア・プログラミング検定は、Entry(入門編)、Bronze(基礎編)、Silver(応用編)、Gold(発展編)の4段階があります。子供の成長やスキルアップに合わせてステップアップできるため、継続的な学習意欲を高めます。
ジュニア・プログラミング検定の資格試験について
分類
民間資格
受験資格
誰でも受験できます。
申込期間
- Entry(4級):12月中旬~2月下旬
- Bronze(3級):5月中旬~7月中旬
- Silver(2級):12月中旬~2月下旬
- Gold(1級):5月中旬~7月中旬
申込方法
インターネットで申し込めます。
試験日
- Entry(4級):3月中旬
- Bronze(3級):7月下旬
- Silver(2級):3月中旬
- Gold(1級):7月下旬
合格発表
- Entry(4級):4月上旬
- Bronze(3級):8月下旬
- Silver(2級):4月上旬
- Gold(1級):8月下旬
受験料
- Entry(4級):2,600円
- Bronze(3級):2,800円
- Silver(2級):3,000円
- Gold(1級):3,200円
試験地
インターネット受験のため、どこからでも受験できます。
試験内容
- Gold(1級)
複数の条件や筋道を組み合わせた論理的思考ができる。また、複数の条件分岐や演算、入れ子構造のスクリプトなどを使って、様々なスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。
例:シューティングゲームをつくろう。 - Silver(2級)
基本的な条件や筋道を用いた論理的思考ができる。また、複数の条件分岐や入れ子構造のスクリプトなどを使って、少数のスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。
例:計算ゲームをつくろう。 - Bronze(3級)
単純な条件や筋道を用いた論理的思考ができる。また、条件分岐や繰り返しなどのスクリプトを使って、少数のスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。
例:レースゲームをつくろう。 - Entry(4級)
入門レベルの特定の条件や筋道を用いた論理的思考ができる。また、条件分岐や繰り返しなどのスクリプトを使って、一つまたは二つのスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。
例:おいかけっこゲームをつくろう。
合格率
90%程度
勉強方法
勉強方法
独学で取得可能です。
ジュニア・プログラミング検定の書籍
ジュニア・プログラミング検定の書籍を以下のリンクから検索することができます。
・Amazonで探す | ・楽天で探す |
役立つサイト
- 株式会社サーティファイ
主催団体のサイトです。試験の最新情報をチェック出来ます。