目次
品質管理検定とは
品質管理に関する知識をどの程度持っているかを全国で筆記試験を行って客観的に評価を行うもので、年2回(9月と3月)の試験が実施されています。
2005年に開始され、全国で合格者は累計66万名を超えています。
品質管理検定の資格試験について
最新情報
・第37回試験日:2024年 3月17日(日)
・第38回試験日:2024年 9月 1日(日)
分類
民間資格
受験資格
誰でも受験できます。
申込期間
- 12月上旬~翌1月中旬
- 6月上旬~7月中旬
申込方法
インターネットから申し込むことができます。
試験日
- 3月中旬
- 9月上旬
合格発表
試験日から約1か月後
受験料
- 4級:3,960円
- 3級:5,170円
- 2級:6,380円
- 1級:11,000円
試験地
- 2級~4級:全国主要都市
- 1級:宮城、埼玉、東京、神奈川、長野、名古屋、富山、静岡市、大阪、広島、香川、福岡
各級のレベル
- 4級
組織で仕事をするにあたって、品質管理の基本を含めて企業活動の基本常識を理解しており、企業等で行われている改善活動も言葉としては理解できるレベル。
社会人として最低限知っておいてほしい仕事の進め方や品質管理に関する用語の知識は有しているというレベル。 - 3級
QC七つ道具については、作り方・使い方をほぼ理解しており、改善の進め方の支援・指導を受ければ、職場において発生する問題をQC的問題解決法により、解決していくことができ、品質管理の実践についても、知識としては理解しているレベル。
基本的な管理・改善活動を必要に応じて支援を受けながら実施できるレベル。 - 2級
一般的な職場で発生する品質に関係した問題の多くをQC七つ道具及び新QC七つ道具を含む統計的な手法も活用して、自らが中心となって解決や改善をしていくことができ、品質管理の実践についても、十分理解し、適切な活動ができるレベル。
基本的な管理・改善活動を自立的に実施できるレベル。 - 1級
組織内で発生するさまざまな問題に対して、品質管理の側面からどのようにすれば解決や改善ができるかを把握しており、それらを自分で主導していくことが期待されるレベル。
組織内で品質管理活動のリーダーとなる可能性のある人に最低限要求される知識を有し、その活用の仕方を理解しているレベル。
試験内容
- 4級:マークシート( 90分)
総合得点が概ね70%以上であること。 - 3級:マークシート( 90分)
出題を手法分野・実践分野に分類し、各分野の得点が概ね50%以上であること。及び、 総合得点が概ね70%以上であること。 - 2級:マークシート( 90分)
出題を手法分野・実践分野に分類し、各分野の得点が概ね50%以上であること。及び、 総合得点が概ね70%以上であること。 - 1級:マークシート( 90分)・論述( 30分)
一次試験(マークシート試験):出題を手法分野・実践分野に分類し、各分野の得点が概ね50%以上であること。及び、 総合得点が概ね70%以上であること。
二次試験(論述方式):概ね70%以上であること。
合格率
- 4級:85%程度
- 3級:55%程度
- 2級:45%程度
- 1級:10%程度
勉強時間・勉強方法
勉強時間
- 4級:30時間以上
- 3級:100時間以上
- 2級:100時間~300時間程度
- 1級:目安なし
勉強方法
独学で勉強可能です。
品質管理検定の書籍
品質管理検定の書籍を以下のリンクから検索することができます。
・Amazonで探す | ・楽天で探す |
役立つサイト
- 一般財団法人 日本規格協会
主催団体のサイトです。試験の最新情報をチェック出来ます。